単利・複利について解説
【この記事のポイント】
- そもそも単利・複利ってなに❓が分かる。
- 資産運用についても分かる。
- おまけで、逆複利も解説する。
- 約3分で読める
大まかに、単利は普通預金で複利は株や債券と覚えておこう。
銀行や会社は、預金(投資)により事業の拡大・維持をすることができている。
その報酬として、単利や複利で利息を支払う形になっている。
貯金が100万円あることを前提に考えてみよう。
①銀行に100万円を普通預金に預金し、銀行から毎年0.1%の利息をもらった場合
1年後 1,001,000円 2年後1,002,000円 3年後1,003,000円 4年後1,004,000円
5年後以降も1,000円ずつ増え20年後に、1,020,000円となる。
単純に元本100万円に利息の0.1%をかけた1000円が毎年貰えるということになる。
②株・債券(会社の借金)を100万円購入し、※毎年5%の利息をもらった場合
※米国sp500の平均は約9%なのでその約半分で推定
1年後 1,050,000円
2年後 1,102,500円 3年後1,157,625円 4年後1,215,506円
5年後以降も残金に対して二乗していくので雪だるま式に増えていくことになる。
そして、20年後にどうなっているのか❓
衝撃的であるが、2,653,297円となる。そう、100万円が約260万円になったのである。
あくまで、毎年5%ずつ増えたという仮定でしているので
「そうはならないだろ」と思わないでもらいたい。
株式等には、運用リスクがあり平均すると5%や9%だったという話である。
おまけ
逆複利について
銀行やクレジットカード会社からローン(借金)を組むことである。
十一(トイチ)という用語を聞いたことがあるのではないでしょうか。
そう、これはいわゆる闇金である。10日で10%多く払わないといけなくなる。
これは、先ほども説明したが逆複利であるため
100万円借りたら、10日後(まで❓)に110万円、121万円、132.1万円と雪だるま式に利息が増えていくことになる。
なので、ローンは安易にしてはいけないことを肝に銘じてほしい。
まとめ
ここでは、単利と福利について簡単にまとめてみた。
現在のメガバンクの金利は、普通預金で0.001%と100万円入金して100円しかつかない。
バブル前と違い銀行に預けてもお金が増えることはない。
まして、銀行が潰れるリスクすらあるため、余剰資金は株式等で資産運用をすることを強く薦める。
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