そもそも保険ってなに❓
- 保険とは、火災・死亡・病気などの偶然の事故による損害を保証するため、多数者が一定の資金(保険料)を出し合い、実際に事故があった時に一定金額(保険金)を与える制度。
- 比喩的に、損害を償う補償。確実な補償。
日本の保険について知ろう
- 健康保険と国民健康保険は公的医療保険に分類される。
- 健康保険=サラリーマンやOL、公務員とその扶養家族
- 国民健康保険=個人事業主、農業、漁業、パート・アルバイト
- それぞれ、健保や国保に加入することになる
・医療費
義務教育前(0歳〜5歳)2割負担
6歳〜69歳まで 3割負担
※70歳〜74歳まで 2割負担 75歳以上 1割負担
⇨※現役並み所得者は3割負担
※なお、R4年10月から75歳以上の医療費が一部2割負担へ変更する(年収200万円以上、夫婦で320万円以上)
・出産育児一時金
妊娠4ヶ月(85日)以上の方が出産した時は、一児につき最大42万円(産科医療補償制度の対象外となる出産の場合40.4万円)出産育児一時金が支給される。 ※産科医療補償制度とは、分娩に関連して重度脳性麻痺となった赤ちゃんが速やかに補償を受けられる制度で、分娩を取り扱う医療機関等が加入する制度。
・出産手当金
出産日(出産が予定日より後の場合は、出産予定日)以前42日(多胎妊娠の場合は98日)から出産日の翌日以降56日までの範囲内で、会社を休み給与の支払いがなかった期間が対象。
1日当たりの金額
支給前の直近12ヶ月の給料平均➗30日✖️(2/3)
例)240万円(直近12ヶ月)➗12=20万円
20万円➗30✖️(2/3)=約4446円(1日)
※国民健康保険は対象外
・傷病手当金
病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度。病気や怪我で会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給される。
4日以上仕事を休む⇨4日目から支給対象
1日当たりの金額
支給前の直近12ヶ月の給料平均➗30日✖️(2/3)
例)240万円(直近12ヶ月)➗12=20万円
20万円➗30✖️(2/3)=約4446円(1日)
※支給開始日の以前の期間が12ヶ月未満の場合は、下記の低い方が選択される
- 12ヶ月未満の継続した給与の平均
- 1ヶ月の平均額
例)3ヶ月勤続している場合
①1ヶ月目21万円 2ヶ月目21万円 3ヶ月目20万円
21+20+21=20.6万円
②3ヶ月で直近1ヶ月の給料20万円
⇨この場合②の20万円の方が低い値になるので選択されることになる。
※国民健康保険は対象外
まとめ
今回、健康保険と国民健康保険についてまとめたが、健康保険の方が優遇されていることが分かった。特に、介護保険料の支払いは会社と折半していることに加え、出産手当金や傷病手当金がもらえることが分かった。このような制度は、申請しないと使えないため様々な情報を収集していく必要性を感じた。
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